Apple Watch Series3で、ペアリングを解除せずともWatch OS 8にアップデートできた!

Apple watchは2021年9月現在、以下のモデルが販売されています。

Apple公式サイトより

このうち、最も安いのがApple watch Series3。2万円で購入できます。

しかし、このApple Watch series3は「容量不足でアップデートができない」という問題を抱えていました。が、2021/09/21公開されたWatch OS 8では、問題なくアップデートができました。その方法をお伝えします。

公式サイトにはいくつかの解決方法が書かれている。他のブログの解決方法は「Apple Watch のペアリングを解除してアップデートする」

Apple watchの容量が不足してアップデートできない場合の対処法として「容量不足で Apple Watch をアップデートできない場合」というページが、Apple公式サイト内のサポートにあります。

Apple Watch のストレージがいっぱいになった場合 - Apple サポート (日本)
Apple Watch のストレージがいっぱいになった場合や、watchOS のアップデートをインストールするには容量が不足している場合の対処法をご案内します。 

こうsきサポートも、アップデート公開当日にここにまでメスを入れているとは思えず、Watch OS 8が公開された2021/09/21時点では”Series3の場合、一旦ペアリングを解除するしかない”と言うスタンスで書かれています。

他のブログなどを見ても「解決策はペアリングを解除することだ」と書かれています。

が、ペアリングを解除しなくてもアップデートできました。ちなみに、Apple watch series3は容量が8GBですが、僕は1GBくらい音楽や写真を入れています。1GBくらいは入れっぱなしでも問題なくアップデートできました。

Apple Watch Series3でもそのまま「一般」→「ソフトウェアアップデート」でアップデートを、ただストレージから不要なものは消しておこう

Apple Watch Series3でも、わざわざペアリング解除をせずにアップデートできます。特別なことはせず、iPhoneの「Watch」アプリの設定からアップデートを行います。

「一般」の下の方に「ストレージ」がある

iPhoneの「watch」アプリ内部「一般」の下の方にある「ストレージ」から不要なものを削除します。具体的には、「ソフトウェア・アップデート」を消去します。これは、以前のアップデートのキャッシュか、ダウンロードしたソフトウェアがそのまま残っているものと思われます。

「削除」をタップ

ここの「削除」をタップすると削除できます。これで、残っていたアップデートのキャッシュが消去できます。そうしたらあとは「一般」に戻って「ソフトウェア・アップデート」からアップデートを実行するだけです。

ダウンロードが始まってインストールがおこなわれた

ダメもとでやってみたところ、まさかのアップデートが行われました。びっくりです。

インストールが行われている

これはSeries3だから、とかではありませんが、このAppleマーク周りの回転読み込みが2回行われます。1回目は長くて、30分以上かかりました。2回目は10分くらいで終わります。

アップデート完了

アップデートが完了しました。確認したところ、ペアリング解除後に再度設定が必要となるApple Payも、これならば再設定が不要でした。

容量を再度確認

アップデート後に容量を再度確認したところ、今まででは考えられないくらいWatchのストレージ容量が増えていました。少なからずOS自体が軽くならないとここまで空き容量が増えることはないと思います(今までは、アプリ類を全て消しても使用済みが6.5GBを切ることはありませんでした)。

Watch OS 8自体の容量が減ったのも理由か

まず、Watch OS 8はアップデートの容量が1.0GBでした。容量が、今までのアップデートと比べるとやや小さい感じがします。これも原因の1つだと思われます。

WatchOS 8は1.0GB

今回、アップデートの容量が減るとはあまり思っていなかったため、今までのアップデートの容量を確認などはしていません。僕の記憶だと、2GB〜3GBくらいあったような気がします。先日のApple Eventでも、Apple watch Series3は引き続き販売される旨発表されました。最低限のApple watchの機能が使えながらも2万円を切る安価な値段設定で、エントリーモデルとして機能しているためでしょう(Apple側の思惑としてはSeries3を数年使い倒してもらって「実際に使ってみないと分からない魅力」を感じてもらい、次は最新モデルを購入してもらおうということなのでしょう)。そんなSeries3が、まともにアップデートできないままはマズい。ということもあってアップデートをできるようにしたと思われます。Apple watch Series3は元々、心電図などの機能がありません。ソフトウェアではなくハードウエアの面で機能がないので、そういった部分はSeries3向けのアップデートからは削除することで軽量化を図ったのかもしれません(Twitterなどで他の方の情報をみたところ、1.2GBなどと表示されている方もいらっしゃいました)。

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