大学生でも、いや、だからこそできるiPad活用術!ノートから日常生活まで

僕は普段からiPadを全面的に学習に使用しています。大学生活を送る上で、大学によっては今や半数以上がiPadを使っている時代。今回はそんなiPadの使い方をご紹介します。この記事で、

  • 普段の大学生活でどのようにiPadが活用できるかわかる
  • 大学生が実際、どのようにiPadを活用しているかがわかる
  • こんな使い方もあるんだ!と言うことがわかる

ようになっています。

デジタルノートとしてのiPad

大学生活を送る上で一番大きいのがこれ。デジタルノートとしてのiPadの役割です。僕は大学の講義ノートは全てiPadを使ってとっています。最近ではPDFでレジュメを配布する先生も多くなってきたので、ネット経由で配布されたPDFのレジュメをダウンロードしてその場でそのまま書き込めるのはなかなか◉。もちろん、レジュメが配布されない講義では、GoodNotesのアプリでノートを用意して書き込みをしています。

講義資料への書き込みも簡単

新型コロナウイルスの影響もあって、少なくとも僕の大学ではデジタルノートを禁止する教授はいません。そして、今では試験に関してもデジタルノートで済ませている学生のことを意識してか、PCやタブレット端末など含めて持ち込み可能という教授もいます。ちなみに、デジタルノートが持ち込み禁止に場合は、デジタルノートは簡単にプリントアウトする事ができるのでプリントアウトして持ち込めばいいだけの話です。

教科書も一部は電子書籍で購入できますが、電子書籍の教科書はまだまだ少ないのも事実。僕は、必要に応じて紙の教科書を購入したり、メルカリなどで「裁断済み」の教科書を購入してスキャンして使ったりしています。

また、紙のデータなどは原則スキャンしてクラウドに保管しています。そのため「ほぼ全ての紙のデータを、インターネットさえあればどこでも取り出して、そしてiPadで書き込みができる」という状況を作り上げています。本棚いっぱいの紙を全て持ち歩いているみたいなもんで、”忘れ物”という概念から解放されるのでめっちゃ便利です。

  • 1本のApple Pencilが、どんな色のペンにもなる
  • ページ追加などが簡単!
  • クラウドを活用すれば、忘れ物がなくなる!

日常生活でのエンタメとしてのiPad

iPadの大きな役割として、日常生活の中でのエンタメの役割があります。例えばベッドでYouTubeを観るだとか、Netflixを観るだとか、使い方は様々です。僕は、日常生活ではパソコンより軽快にしたいこと、例えばベッドに持ち込んで「メモ」を編集するだとか、あるいはネットサーフィンをするだとか。こういった役割にも役立っています。

iPadはもちろん、勉強のためにも使えますがそれ以外にも使い道はある。動画視聴やネットサーフィンに使ってもいいのです。むしろ、パソコン版YouTubeアプリはないけれどiPad版YouTubeアプリはありますからね。動画を見たい場合、iPhoneの小さい画面で見るよりはiPadの大きい画面で見た方が見やすいです。また、先送りなども簡単におこなうことができます。

  • スマホより大きい画面で直感的操作ができる!

パソコンの代わりとしてのiPad

iPadも最近では使うことのできる範囲が広がりつつあります。最近では、かなりパソコンに近い役割を持ちつつありますが、一部使えない機能もあります。

Magic Keyboardなどを使えばパソコンに近い使い方も

理系の大学生にはまだ、完全なパソコン代わりになりきらないところも

また、僕はパソコン代わりとしてiPadを使っています。理系の大学生だと、まだiPadだけでは足りないことが多い。

例えば、Gunuplotなどは現時点ではiPadで使う方法が見つかっていません。また、C言語を使うためのエディタ(Emacsなど)も僕の知る限りではiPad版はあまり知りません(プログラミングは、repel.itというサイトを使えば、ブラウザからクラウドベースでコーディングなどを行うことができます)。

LaTeXを使いたいのであればOverleafやCloudLaTeXなどを、これまたクラウドベースでiPadのブラウザで動かすことができます。クラウドベースのサービスについては次でご紹介します。

プログラミングやLaTeXはブラウザで動く、クラウドベースのサービスを使おう!

現状、iPadのローカル環境で動くLaTeXのアプリなどはなかなかありません。調べたところではいくつかあるようですが、日本語環境の導入などにはまだハードルがあり、定番のアプリは存在しないのが実際のところ。

僕は普段、iPadでレポート作成や予備校の教材作成をするためにOverleafというクラウドで動くアプリを利用しています。無料でも十分使うことができます。もちろん、クラウド上にデータが保存されているため、自宅などでゆっくり作業する場合はパソコンからoverleafにアクセスすれば編集の続きを行うことができます。

また、最近ではプログラミングをiPadで行うこともできるようになってきました。2021年のWWDCで、噂していたiPad版Xcodeは出ませんでしたが、その代わりに今まであったSwift Playgroundから直接、AppStoreにアプリを公開できるようになりました。少なくともAppleが開発したプログラミング言語であるSwiftに関していえば、大抵のことがiPad上で完結できるようになっています。

また、C言語やPythonなど他のプログラミング言語はGoogleコラボやrepel.itなどのクラウドサービスを使うことでiPad上でコーディングができるようになりつつあります。ただし、コーディングを本格的に行う場合はUS配列のキーボードを購入しないとコーディングがしにくいということが起こります。注意しましょう。

  • クラウドサービスが充実しつつあるので活用しよう!
  • LaTeXならOverleafかCloudLaTeX
  • プログラミングはGoogleコラボやrepel.it

文系大学生が使う、officeなどのソフトは実用的になりつつある!

現時点では、理系生向けのソフトは正直、完全に代替となり切っていない。でも、文系の研究で使う分にはWordやExcelなどは十分実用的になりつつあるので、文系の大学生ならiPadが十分にパソコン代わりになりつつあると考えられます。

一昔前は「PCでドキュメントを作って、スマホやタブレットではそれを編集する」という使い方がメインだったのですが今ではドキュメントの新規編集から細部の調整まで、様々なことができるようになりつつあります。windowsが評判の悪かったwindows8からタッチパネルモードに全面的に対応し、少しづつモバイルでのoffice活用についてもノウハウが蓄積されてきたのでしょう。

特に、Wordなどでは置換などを含めてほぼ全ての機能が使えるようになってきました。これにより、パソコンなしでiPadだけでも大半のことがこなせるようになったと思います。一方のExcleは、マクロなどがまだ使えません。マクロを使用したい場合はパソコンを使うか、ブラウザ上で動くOffice Onlineを使用することになります。Microsoftは最近、windowsデスクトップ版だけではなく、iPad版やOfficeオンラインにも力を入れているのでかなり使いやすくなってきたといえます。

  • WordはほぼPCと同じ機能が使える!
  • Excelはマクロなど使えないが、Office Onlineを使えばOK!
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