[スクショあり,M1・Intel]Mac OS BigSurにHomebrewをインストール

今回は、Mac OS X BigSurの環境でHomebrewをインストールする手順のご紹介です。

このHomebrewは、理系であればほぼ必須。次の3つをインストールするために必要となってきます。

  • Mac TeX
  • Gnuplot
  • Emacs

どれも理系でMacを使うなら是非とも使いたいソフト。

ということで、早速始めます。

Apple製プロセッサ(M1)の場合

ここのステップはIntel製のMacの場合は不要です。M1のMacを使っている場合はこの1ステップが必要です。Homebrewのインストールは、現時点でM1チップのMacに対応していませんので、Intel版のMac向けソフトが使えるようにRosettaを有効にしておきます。

Finderからアプリケーション一覧を表示します。

Mac アプリ一覧
Finderから表示したアプリ一覧

この中に「ユーティリティ」というフォルダがあるはずです。このフォルダを開きます。「ターミナル」があるはずです。

ちなみに、launcherからターミナルを立ち上げてしまうと、右クリックができず、Rosettaを有効にできません。

Macのユーティリティ
「ターミナル」のアイコン上で右クリック

ターミナルを選択します(開きません)。そしたら、右クリックをして「情報を表示」をクリックしてください。

RosettaをOnにする
Rosettaを使用して開く、にチェック

「情報」の中の「Rosettaを使用して開く」にチェックを入れましょう。そしたら「ターミナルの情報」は閉じてください。ここからはターミナルがIntel版と同様の動作をするので、Intel版と同じ操作をしていきます。

IntelのMacの場合

まず、ターミナルを起動します。launcherから起動できます。最初の状態では、「その他」の中に入っています。

ターミナル 起動
ランチャーからターミナルを起動

さて、そしたら%記号が出てくるまで待ちます。と言っても、普通一瞬で出てくると思いますが。

%記号は入力促進記号と言って、ターミナルがコマンドを受け付ける準備が整った、ということを意味します。これが出ていない状態でキーボードを叩いても特に反応しないはずですし、下手なことをするとパソコンの動作にも影響します。[自分のコンピュータの名前等] ~ %が出てきていなければ待ちましょう。これからの操作では常に、%が出てくるまでは「待ち」です。

まず、次のコマンドをコピペしてターミナルに入力します。

/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

⌘Commandキー+Vで貼り付け(ペースト)できます。

コマンド
コマンドを入力した状態

入力したらリターン(↩︎)キーを押します。Windowsでいうエンターキーです。

すると、写真のようにパスワードを求められます。ソフトのダウンロード・インストールなので、勝手に操作されては困るからです。

パスワードを求められた画面
パスワードを求められます

パスワードを入力します。コンピュータを起動した際のパスワードです。なお、パスワード保護のため、入力しても内容は表示されません。また、文字数もわからないように、画面には何も反映されませんが、間違えないように入力を続けます。入力できたら↩︎キーを押します。

キーを押す
何かのキーを押します

するとダウンロードが始まり、インストールされます。

少し時間がかかります。以前インストールした時は15分くらいかかりました(ネットワークが不安定だったのかな?)。

「Press RETURN to continue or any other key to abort」と表示されるので、何かキーを押します。

これで完了です。特にlauncherなどにアプリが追加されるわけではありません。

これをわざわざインストールしている人は、MacTeXなど、他のソフトをインストールする人が多いかと思います。MacTeXのインストールの仕方はこちら。

他のソフトのインストール方法も紹介しています。EmacsやGnuplotのインストールについてはこちら。

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